田中の雑記

趣味の記録帳です。思ったことを徒然に書きます

バチェロレッテシーズン2第一話感想ー福田さんと尾崎さんの人物像についての考察ー

お久しぶりです。

 

来ましたね。何がって?

バチェロレッテ2ですよ!

 

(以下、バチェロレッテ1、2のネタバレを含みます。ご注意ください)

 

実はバチェラーシリーズは全編通して視聴済みのライトバチェラーファンの私ですが、今までリアルタイムで視聴出来たことはあまりありませんでした(途中から見始めたり、最初からリアルタイムで見ても途中で脱落し後からまとめて視聴するなど)。しかし、いつもブログでバチェラーの感想を書いている方などを見ては、「そうそう」「これは自分の解釈とは違うなー」などと皆さんの感想も1セットで楽しんでいるので、今回は私もリアルタイムで感想を書き、この楽しさを共有したいと思った次第でございます。

 

前口上はこの辺りに致しまして、今回のバチェロレッテは尾崎美紀さん!バチェロッレテの名に恥じることなく、大学卒業後は美容系の会社で起業し、年商数十億という単位の成功を収めている猛者です。さらに高身長で大変綺麗な方で、ハイスペックで恋愛経験豊富なはずの男性陣も控室で第一印象を聞かれた際には、「めちゃ綺麗だったね」と、男子校の高校生のようなコメントを残すのが精一杯でした。

 

前回のバチェロレッテも大変綺麗な方でした。またおそらく実家が超太く、まさに大富豪、上流階級といったオーラを発する方でした。人生の成功者、超美人、超金持ち、といった点で共通している前回と今回のバチェロレッテですが、一話をみてすでに二人のパーソナリティの違いを妄想して、楽しんでいます。

以下私の解釈です。完全に私見で、独断と偏見に満ちたものであることはお断りしておきます。

 

まず前回のバチェロレッテの福田さん。衝撃のラストはまさに賛否両論で、少しネガティブなイメージで語られることも多い彼女です。しかし、その決断ができる芯の強さは望んでも全ての人が持てるものではなく、そういう意味では初代バチェロレッテに相応しいとも言えるかもしれません。

そのよく言えば純粋さ、悪く言えば空気の読めなさ、といった要素は彼女のなくてはならない一部です。本当に雑音の少ない環境、例えば私立のお嬢様学校など、同種の存在しかいない場所で育ってきたような、エリートならではの純粋培養が、その強さの元となっていると個人的に感じていました。

 

そういった見地から尾崎さんをみると、大変美しい方で、さらに会社の実績も残しているという点では前回のバチェロレッテを凌ぐ彼女です。しかしながら、上流オブ上流が持つような、ある種の純粋さを彼女から感じるかというと私は No でした(良い悪いということではありません)。

どういったところからこう感じたか。第一話では恒例の、男性参加者(バチェラーの場合では女性ですね)が、一人一人バチェロレッテの前に来て自己紹介をするシーン。例によって各々が非常に奇抜なパフォーマンスをするわけですね。前回だと、突然愛の歌を歌い出したり、番組でもたびたびネタにされていますが、殺陣を演じて見せたり。今回も案の定いました。目の前で法螺貝を吹いたり、背後からバイクで現れて、ろくに会話もしないままバイクで去って行く猛者もいました(カットされただけだと思いますが)。

まあおそらくこれは番組的な盛り上げの要素も多分にあるのは間違いなく、これだけで彼らの人格を決めつけることはもちろんできないのですが、多くのブログなどで笑い物にされている以上、社会通念的に、かっこいいよりは面白い寄りの行動であるのは事実だと思います。

(彼らはバカな行動はしていますが決してバカではありませんので、バカにされるリスクを踏まえても、印象に残ることを重視した結果の行動だと思います。)

今回はそれらの行動をネタにするのが主題ではありません。その面白行動を見た時のバチェロレッテのコメント、表情、考え方に注目したいのです。

 

端的に申し上げますと、前回のバチェロレッテがそんな突飛な行動の数々にも概ね寛大で、背後にあるそれぞれの考え方、なぜそんな行動をとったのかを汲み取ろうとしているのに対して、今回のバチェロレッテは、正直に言って、困惑が奥底にあるように見えました。

より正確に言うと、そこは流石にバチェロレッテ、露骨にバカにしたり、頑張ってアピールしてくれた男性を無碍にするような仕草は見せません。かなり慎重に言葉を選んで、「気持ちが嬉しかったです」というような無難な感想を述べるにとどまっていました。

しかし、根底の価値観として、「なぜこの場でこんなアプローチの仕方をするのだろう」というか、おそらく自分では取らない行動を取る男性に対して、喜びよりは戸惑いを見せる場面が散見されたように思います。よくわからないアプローチの方法に、方法よりも気持ちをまず受け取り、素直に嬉しさを感じとる初代と、そのアプローチへの違和感がやはり拭いきれない二代目、といった構造です。

 

ここが今回のブログで言いたいことで、おそらくはその生育過程や家庭環境など、さまざまな要素が背景にあるとは思いますが、見たものをそのまま素直に受け取る受容性、価値観の広さを重視する姿勢を見せる初代と、自分の型を持ち、もう少しシビアに自分の価値観を重視し、「無いものはない」といった姿勢を見せる二代目の違いを感じます。(繰り返しますが良い悪いではありません)

あえてさらに妄想を巡らせるなら、生まれながらにして全てを持つ初代と、自分の才覚、努力で全てを勝ち抜いてきた二代目という対比でしょうか。全然二人の生い立ちを知っているわけでは無く、完全に偏見ですが、私立学校出身ぽいのが初代、公立学校出身ぽいのが二代目です。スクールカーストで言えば、上位、下位といった概念をあまり感知していなさそうなのが初代、上位カーストにいることも重視するのが二代目です。

なんとなく、海外経験の多さとかもあるのでしょうか。初代はかなり海外旅行経験豊富なようでしたから、全く知らないアプローチの仕方をされることに慣れていたのかもしれませんね。この辺りの経験というのは、日本で勉強に仕事にと、まさにエリートとして頑張ってきた二代目は、これまではする時間はなかったのかもしれないですね。(二代目の方が語学としての英語は堪能でしょうか)

学業の面でも立ち回りの面でもこれまでの人生を勝ち抜いてきた二代目だけに、「エリートとして」自分の知らない価値観、今まで切り捨ててきた未熟と思われる価値観に対しては、ある種の残酷さを見せることもあるのではないでしょうか。この部分にも注目して、今後見守っていきたいと思います。

 

今回のバチェロレッテがかなりのやり手であることは言うまでもありません。前回のバチェロレッテでも、たくさんの種類の男性がいましたが、結局は会社経営をしている超イケメンが最後の最後まで残り、本心ではそちらを選びたそうだったのを見るに、やはり、イケメンや、芸術的な才能などだけではなく、ハイスペックとしての収入や、そこにたどり着くまでの努力、才覚、また社会的ステータスを、足切りラインとしてバチェロレッテは見ていると思います。そういう意味では正直にいってほとんどの男性は当てはまらないので、がっかりした面もあるのではないかと思いますが、それはおくびにも出さず、一人一人に必ず肯定的なコメントを残すように心がけているように見えます。

また、番組でも触れられていましたが、非常にお綺麗な方で、男性陣は皆一目あって骨抜きにされているようでした。

 

ところで、スペックといえば、今回はかなり男性のスペック的な意味でのレベルが高いように見えるのですが気のせいでしょうか。それぞれイケメンであることは言うに及ばず、会社経営者やプロスポーツ選手、有名大学の学生など、なかなかの粒揃いであるように見受けられました。例えば映画監督あたりが前回でいう美容男子あたりのポジションな気がしますが、個人的には映画監督の方がかっこいいかも?ダンサーも服装からは前回の千人斬りと似たポジションな気がしますが、より洗練されていますし、男としてかっこいいです。

ローズセレモニーの様子も見ると、もじもじしたりといった様子はそれまでの作品に比較すると少なく、それぞれが積極的に、図々しく無い範囲でアプローチをかけている様子も見られましたし、バチェロレッテのことを慮る発現が多く見られたのも良い傾向だと感じました。

皆さん余裕があるイケメンで、アプローチする側の人選としてはバチェラーも含めて過去一では無いでしょうか?だいぶこの番組も知名度、信頼度ともに広がってきているということの証明でしょうかね。

 

p.s. 芸術家が2回連続いて、今回もなんだかそれなりにクローズアップされているのはどういうことなのでしょうか。これも見守っていきたいですね。

 

次回以降も楽しみです。

 

 

一話を全て見終わって、さらに追記。気になったメンバーに対する一言メモ。

バチェロレッテの方、良い方ですね。今回の旅に、真摯に向き合おうという気持ちを感じます。とても綺麗な方です。

飲食店経営者、もっと、大人の余裕を見せてくれるかと思っていました。第一印象では期待度高かったですが。

タクシードライバーも個人的には好きなので頑張ってもらいたいですね。最後まで残れるかは今後、どこまで中身を掘り下げて見せられるかだとは思います。

パーソナルトレーナーはかなり女慣れしている感じがありますね。現代社会の申し子って感じ。

外国人バスケットボール選手、堂々とした余裕があって好印象です。日本人バスケットボール選手も今後中身があるというところを見せて欲しいですねえ。

ダンサーは面白いのでこちらも個人的な推しです。ローズセレモニーでみんなバチェロレッテを見ている中、一人だけずっと違う方向を見ているのが個性派という感じで好きです。

大学生は目力強いですね。

 

 

読んでいただきありがとうございました。ぜひ皆さんの感想もお聞かせください。